研ぎ出し デコリエブライト
今回は日本化成さんのYouTube撮影も兼ねてデコリエブライトのサンプル作成を行いました
日本化成さんのユーチューブコラボ動画がこちら↓
研ぎ出し テラゾーなどと呼ばれる伝統的に古くからある手法でもあるのですが
日本化成さんが開発された材料「デコリエブライト」は今までの材料よりも乾燥養生期間が短く
施工性が良いです。入れる骨材に石を入れたりガラスを入れたりで色々な表情になります
左がカップがけをして石を削り出し表情を出した部分
真ん中が研ぎ出した部分
右側は石材床用のワックスを塗った部分
ワックスをかけなくても光を反射するほど研ぎの段階で磨かれているのがわかりますね
↓削り出し 研磨傷があり光を反射しません
↓研ぎ出し 石の表面の傷がなくなるまで丁寧に研いでいきます
この時点で石が輝くので光を反射するようになります
こちらのサンプルは日本化成さんの動画で上がっていた金魚用の五色石を入れて
研磨したもの。通常あら研ぎ後、削り出す際に石や砂が飛んで穴が開きます
その巣穴状の穴を主材で塗り込むのですが弊社社長曰く「海のイメージで珊瑚肌を出したいので目潰しはかけない」
とのことであえて巣穴を消さずに仕上げています
「味」ってやつです。拡大すると小さな穴が開いているのがわかりますね
↓左側がワックスあり右側がワックスなし
ワックスをかけると濡れ色になり石の表情がよりシャープに見えます
石以外の主材も光るので反射率は当然上がりますが
磨きに手間暇かけたのにワックスで光らせるのはどうなのと磨き職人のプライドが・・笑
このへんは好みが分かれますね
表面の保護のためにはワックスかけた方がいいのでしょう
黒デコリエブライト、黒石を使用したサンプルにワックスをかけたのがこちら
今回作った「デコリエブライト」サンプルたちがこちら
最後のサンプル並べた写真の後ろの壁に
日本化成さんのイタリエを塗ってみました
ドアのグレーはデコリエです
会社の壁に実際に塗ってみました(笑)
こちらの記事も近日中にアップしますので
お楽しみに
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